その7 乃木坂46真夏の全国ツアー2017明治神宮球場公演

幸運にも2日間とも観てきました。

年甲斐もなく、コールで声出しまくった。名前、叫びまくった。

 

ライブの楽しみ方は人それぞれで、コールに全力を出してる人、曲に聞き惚れてる人、双眼鏡駆使して(たぶん)推しメンを追っかけてる人、メンバーの名前叫ぶ人、独自のコールで楽しんでる人などなど色んな人がいていいと思ってます。

会場は、乃木坂46への愛とライブを楽しみたいという共通の意思をもった人の集まりなので、その範囲内でお互いが認め合えればメンバーにとっても、ファンにとっても良いライブにできるはず。

 

ということで、大興奮のライブを振り返り、記録しておきたいと思います。

 

 期生別ライブ

 

初の試みであるこの構成はあたかもバースデーライブのような歴史の振り返りを感じました。

3期生は初期の楽曲と自分達に与えられた2曲を披露し、未来への決意表明も行われた。将来、このライブが3期生を語るのに必要なワンシーンになったと思います。先輩たちに追いついたり、歴史を背負ったりすることは大変。先駆者であるAKB48も期待されるメンバーへの引き継ぎみたいなものは上手くいったりいかなかったりな感じがして、教科書がないような状態。大園桃子さんが言っていた不安でいっぱいというのは素直な言葉なのではないでしょうか。

 

その後の2期生ライブ。こちらは聞かせる楽曲が多く披露された。思い入れの深い楽曲を中心に、これまでの思い、これからの想いを2日間でメンバーが語りました。

その中で、「嫉妬の権利」は考えさせられました。「嫉妬」に込められたものが現状の2期生を表すような気がしたから。発表当時は1期生に、今は3期生に対する思いの様にも受け取れました。

あと、渡辺みり愛さんが3期生が入って「最年少」ではなくなったけど、これまで培った経験に自信をもって譲れますと宣言して、似たような想いを2期生全員が持っているじゃないかなとパフォーマンスから感じました。それだけ気合いが入っていたように見えました。

 

最後に1期生。一人ずつ名前を呼ばれながら登場し、「制服のマネキン」から一気に会場のボルテージを上げました。次に披露された「ダンケシェーン」で、1日目欠席であった生田絵梨花さんの代わりに中元日芽香さんが歌唱したシーンに感動しました。代役としてバッチリだし、何より復帰をお祝いしたいファンが多かったはず。本当はもっとひめたんの復帰を盛り上げる演出なり、MCがあってよかったのかなぁと思いました。別冊カドカワvol.04のインタビューにもあるけど、自然に復帰できた事は良かったこと。でも、あまりにも自然にパフォーマンスをこなすところがプロ過ぎた。その後のらじらー出演もこなして、力の大きさを感じました。

 

全員でのライブ

 

1期生最後の曲から続いて「設定温度」。この曲を聴いたときに、全員歌唱の楽曲の歌詞にしてはメッセージ性が薄いような気がしていました。でも、今回のライブで、1期生に続いて2期生、3期生と順番にステージの階段を下りて集合していく様と期生別のライブのそれぞれの想いを合わせて、このライブでの乃木坂46を表現したような演出になっていた気がします。

「僕だけどうしてこんな苛立つのか」「君と僕はもっと言い合った方がいい」「「一緒に住むから愛と呼べるんだ」「そんな気遣いは無駄なことらしい」

1,2,3期生の融合は永遠の課題だけど、今回のツアーは秋まで続く。「秋はまだ遠い」で締めくくられるこの楽曲が、ツアースタートの7月の神宮にピッタリな感じがしました。

 

サプライズ発表

 

新たなアンダーライブとツアーfinalの東京ドーム公演2DAYSの発表は、18thの選抜が発表されると、また色々な意味が出てきます。メンバーはある程度思うところがあった。ファンはまだ知らない。少し、アンバランスな雰囲気が会場にあったのは事実かなと思います。もちろん、基本的には盛り上がっていたけど、少し緊張が走った感じはありました。選抜発表で本当に色々な意味が出てくる。もう待つしかありません。

その中で東京ドーム公演の発表後の生駒里奈さんのMCでは、綺麗な涙を見せてくれました。もちろん長く活動をやっていく中で、やっとたどり着いたとか、グループの通過点でもあるとか考えることはメンバーとしてあると思います。でも、あの場で素直な感想を口にできるのは生駒ちゃんで、彼女が引っ張ってきたグループだからこそ好きになれたなと改めて思いました。

 

長く書いた~。とりあえずこんなところで終えたいと思います。

乃木坂46にとって神宮は特別な場所だと改めて思いました。また参加できることを祈るばかりです。

とりあえず東京ドームに向けて、徳を積みたい。(←すでに不純)